住宅デザイン学校 沖縄建築視察ツアーに参加してきました ①

和歌山県田辺市で木の家づくりをしてます、谷中幹工務店です。

住宅デザイン学校
地域の家づくりを「設計力」でリードする、建築士、工務店を目指す会で、建築家・伊礼智氏が直々に「いい家」づくりを伝授して下さり、さらに目を養い、手を練る機会を数多く提供して頂けるというもの。
住宅デザイン学校H・Pより抜粋

早いもので一週間がたとうとしています。住宅デザイン学校の沖縄建築視察ツアーに参加してきました!以前から通わせて頂いてます設計教室で手を練り、今回のような建築視察ツアーで目を養うのです。インプットなくしてアウトプットなし、しかも沖縄ご出身の伊礼さんとそのルーツともいえる沖縄の建築を視察出来る事はなかなかない!と自分と家族に言い聞かせて単身初の沖縄の地へとむかいました。目を養うと同じくらいお腹も養ってきましたが(笑)
設計教室については こちら

ツアーは伊礼さんが設計されアイムホームさんが施工された『結の家』 重要文化財にも指定されている沖縄の代表的な民家『中村家住宅』 DOCOMOMOに指定されている『聖クララ教会』 日本建築学会賞作品賞を受賞してます『名護市庁舎』 その他にも代表的な観光地 『玉陵』『首里城』『識名園』と盛りだくさん!
ちなみにDOCOMOMOとは1988年に設立された近代建築の記録と保存を目的とする国際学術組織の事で、住宅デザイン学校の設計教室の会場ともなった池袋にあるフランクロイドライト・遠藤新結成の『自由学園明日館』の指定されています。

そして何と言っても伊礼さんも目玉とおっしゃっておられた伊是名島にある、これまた重要文化財の『銘刈家住宅』 幸いにして戦火をまぬがれていて、沖縄民家の伝統的形態をよく残しているとされ、伊礼さん曰く中村家より、より沖縄らしい建物。伊礼さんのお話にも何度も登場する建物をいよいよ体感できる時がやってきたのです!

少々長文になりそうですので、次回に続く~ 次回の記事はこちら

ツアー2日目の1コマ、銘刈家住宅に向かうべく港からみんなで自転車!久しぶりに立ちこぎしました(笑)

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無垢フローリング ナラ巾広材

和歌山県田辺市で木の家づくりをしてます、谷中幹工務店です。
本日はあいにくの曇天、肌寒い一日となってしまってますね~

さて、当工務店では床板は無垢材です。針葉樹系の桧、杉、そして広葉樹系のナラ材などが選ばれてますが、そのなかでも今回のテーマはナラ材です。

ナラは英名をオークと言ってこちらの方がピンとくる方が多いかもしれません。オークは古くはヨーロッパで床材や高級家具、はたまたワインの樽などに使われたポピュラーな材です。

床板を検討する時にこう言った木の種類やその色味、節の有る無しなんかも大切ですが、もう一歩踏み込んで頂けたらと思うのがその巾。

広葉樹系のフローリングはだいたい9cmのモノが一般的ですが、巾広材といいまして、巾が12㎝のものもあります。施工事例の画像がこちら↓
IMG_4802 ブログ幅が広い分、目地も少なくなってスッキリした感じが向上しますね~
ちなみに9㎝だとこの様に!
12㎝の方が色味や節から判断されるグレードが良いものですが、9㎝巾のラスティックな感じの人気も根強いです。
IMG_4415 ブログサンプルで比較してみますと右が巾が12㎝のモノで左が9㎝のものです。

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当工務店でも以前は9cmのモノを使ってきましたが、一度12㎝のものを使ってからこちらの12㎝をよく選んで頂くようになりました。確かに金額は少々張りますが、その値打ちのある床材だと常々感じでます。無垢材のフローリングにはもう一つ大きな違いがあります。それは塗装済みのモノか無塗装かです。これは針葉樹、広葉樹問わずです。

塗装の場合はウレタン塗装が多いです。ウレタン塗装は耐久性の良い仕上げで表面に塗膜を作るため汚れや水にも比較的強いのが特徴です。一方無塗装の場合には自然系のワックスなど仕上げていきます。どちらが良いかについては、床材に何を求めるかによっても変わって来ますが、私たちは無塗装に自然系ワックス(当方では蜜蝋ワックス)をお薦めしてます。ウレタン塗装の艶やかな仕上りよりも、木のもつ風合いや肌触りが自然に感じられるというのが大きいです。木が木らしいのです。

それからウレタン塗装の場合は住んでからのメンテナンスを専門業者(塗装屋さん)などにお願いしなくてはなりませんが、蜜蝋ワックスの場合は住まい手自身が行えるのも良い点です。お手入れを通じて床材、お家に愛着をもってもらえたらという願いもあります。

床と言うのはお家の中でも普段から直接触れる所ですので、自分が心地いいと思えるモノを吟味した方がいいと思います。

無垢材の良さは完成時がピークでは無くて徐々に味わい深くなっていく所ですが、その為にはお手入れが必要になってきます。それを面倒だと片づけてしまわないで、楽しみながら出来る方はぜひお薦めです

ちなみに先ほどのサンプル、蜜蝋ワックスで仕上げでますが、塗る前はこの様なかんじ。

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実際に見る方が違いが良く分かりますが、木の風合いに深みが増します!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

本化粧仕上げ 仕上ってきました!

和歌山県田辺市で木の家づくりを行っている谷中幹工務店です

昨日は雨が降ったり晴れてきたと思ったらまた突然の雨と、めまぐるしい変わりように、屋根工事をしてるコッチとしましてはたまったもんじゃないお天気でした(涙) 久々に見事な虹が見れたのが唯一の救いです(笑)ま~写真は撮り忘れましたが・・・・

さて、以前ご紹介しました本化粧仕上げ、一部ですが出来上がってきました~既存の建物にならい、タルキとそれに直交する小舞は染色仕上げとして、天井板は無塗装仕上げとしてます。天井板は巾270ミリの杉上小・無節材となってますが、ほぼ無節!美しいです~

以前のブログはこちら

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普段のお家づくりではしない仕上げ方ですが、これはこれでなかなか良い佇まいと気に入ってます!既存の建物との取り合いもあって一筋縄ではいかない現場ですが、こんな瞬間があるのでやめられません(笑)

最後まで読んで頂いてありがとうございます

 

祝 上棟 雨養生も万全に

和歌山県田辺市で木の家づくりを行っている谷中幹工務店です。本日の大安、新しいお家づくりが本格始動、上棟が行われました!上棟の言われですが、木造住宅の構造材には一つ一つ呼び名がありまして、一番高い所に取付き、かつ一番最後に組まれる部材を棟木といいます。その棟木が上がることから、作業の完了をさして、上棟と呼ばれています!

画像はタルキまで取り付けられた状態。屋根の下地工事がすぐに始まるのですぐにこの様子は見れられなくなりますが、好きな光景です!

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この曇り空が物語るように明日からは雨と言う事で雨養生も実施!せっかくの骨組みが見えないのは残念ですが、そうは言ってられませんからね~瓦屋さんにもご協力頂いて雨、ドンと来い状態です(笑)

ブログ

今までも住まい手とはお家について色々とお話してきて、これからも色々とお話ししていきますが、上棟は一つの大きな区切り。一緒となって感慨深く建物を見上げるこの瞬間が僕は好きです。さて、建物が形となってきました。これからまた忙しくなりそうです!
最後まで読んで頂いてありがとうございます

 

乾燥材 結合水と自由水

和歌山県田辺市の工務店、谷中幹工務店です

本日のテーマは乾燥材!

木材の乾燥ぐあいは専用の機械で含水率というモノを測っていきます。含水率とは、木材の含む水分量を、その木材そのものの重さをもとにした比を百分率で表した数値で、私たちが使用する木材の場合は20%以下のものを、乾燥材としてます。

なぜ、乾燥材を使用するのかと言いますと、木は乾燥する過程で収縮したり、曲がったりします。こういう状態を木が狂うといいます。ですが、一旦木は乾燥すると、そういった事が出にくくなります。乾燥材は木が狂いにくいのです。
また、木材は含水率が低くなるほど、強度が増していきます。つまり、乾燥材は強いとも言えます。

あとよくお施主さんが心配される事で雨で木が濡れても大丈夫なの?というのがあります
木材に含まれている水分には 結合水と自由水の二つがあります。特に重要なのが結合水で、これは木の細胞の中の水分になります。そこから、細胞水と言ったりもします。木材が乾燥していって最後に抜ける水分がこれになりまして、一旦これが、抜けますと再び細胞の中まで、水が入り込む事はないのです。つまり、濡れるのは表面のみで、中まで濡れないのです。と言ったことから、木材は乾燥した状態を保ち易いといえます。もちろんそれだけには頼らない様にキチンと雨養生は行います!

私たちが使用している木材は、乾燥材の中でもJAS工場で乾燥されたJAS製品の木材なので、含水率も20%以下のものばかりです。自然素材でありながらこう言った木材を供給して頂けるのは有難い事です!

木材の一本一本に数値が表記されてます。SD20というのが含水率が20%以下である事をさし、E-70と言うのがこの木材の強さを示しています!

最後まで読んで頂いてありがとうございます!

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コルクタイル

和歌山県田辺市で木の家の新築、リフォーム、リノベーションを行っている谷中幹工務店です。先週の荒れ模様がウソのように今週は落ち着いたお天気です。

さて、サニタリーの床の仕上げを何にするかというのは、常々悩んでいる事なんです。

無垢材の場合は他の部屋と統一感がとれますし、歩行感も気持ちいいのですが住まい方によっては必要以上に濡れてしまってメンテナンスに工夫が必要だったりします。

またクッションフロアの場合はコストを抑えられますし、少々濡れても気にならないのでメンテナンスは楽なのですが歩行感や仕上がりの質感に、もうちょっとと欲が出てしまいますし、住まい手の方自身が使う事に抵抗がある場合もありました。

そこで登場するのがコルクタイル。コルクタイルは断熱性がよく、弾力性も良いので素足で歩いても気持ちいいですし、滑りにくいのでサニタリーで使っても安全ですし、耐水性があるので安心して使えます。ネックはコストがかかることなんですが、そもそもサニタリーは面積が小さいので、一般的なサイズで4万円ぐらいのコストアップで張る事が出来ます。以前サニタリーで使って頂いた住まい手からもご好評頂いてこれから建てる方にもぜひ薦めてとのお言葉を頂きました代物です。

コルクタイルにした場合でもその表面の仕上げについても悩む所です。無塗装品で後からワックスを掛けるか?塗装品にするか?この辺りは仕上りの質感と使用方法などを踏まえてそのお家に合う仕上げを選択していきます。つまりケースバイケース、これからも悩みは尽きなさそうです(笑)最後まで読んで頂いてありがとうございます。

コルクタイル

小下がりリビングのあるお家

家族構成  ご夫婦、子供3人
用途地域  都市計画区域外
構造規模  木造在来軸組2階建て
敷地面積  173.83㎡(52.58坪)
延床面積  119.38㎡(36.11坪)
1階床面積 73.01㎡(22.09坪)
2階床面積 46.37㎡(14.02坪)

<主な仕上げ>
構造材   紀州材
造作材   紀州材
床材    巾広ナラ 15mm  西南サクラ 15mm
屋根    陶器瓦葺き
外壁    そとん壁かき落としの上櫛引き仕上げ
内壁・天井 エコクロス張り