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剛床と柔床

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和歌山県田辺市を中心に『木の家』の注文住宅の新築、リフォーム、リノベーションを行ってます、谷中幹工務店の谷中伸哉です。今日は大寒らしく中々の寒さですが、この前の週末ほどではないですね

さて、現場では床の下地にあたる28ミリの構造用合板を張っている最中です。昔は根太といって45ミリ×60ミリぐらいの桧材を土台などに止めつけてから、12ミリの構造用合板等を張っている所が多かったんですが、ここ10年程で土台などに28ミリの構造用合板を直接止めるこの方法が一般的になりました。

一番の理由はそうする事によって床の水平剛性が高まり、床も筋違等のある壁と同じように、地震や台風などの水平力に対して対抗出来るようになるからなんです。この工法を剛床工法って呼ぶのはこういう所からきています。水平構面をきちんとつくるとの考え方からです。

ちなみに昔の工法は剛床に対して柔床って呼ばれてます。床の下地が出来ると、現場を動き回るのも随分楽になってきます。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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