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シナベニアでつくる建具や壁や家具

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和歌山県田辺市の谷中幹工務店の谷中です。

室内の空間の印象に大きな影響を与える内装材。内装材と一言にいっても壁や天井、そして建具などがあり、それに使われる材料といえば無垢材があげられますが、コストが掛かるのが頭痛の種。そこで、登場するのがべニアです。べニアというと少しネガティブに感じる事もあるかもしれませんが、表面に使われいるのはレッキとした無垢材。今回はその中でもシナを用いたシナベニアがテーマです。

シナべニアとは?

 

木の丸太を大根のかつらむきのように剥きます。秋田プライウッドさまH・Pより

木の丸太を大根のかつらむきのように剥きます。  秋田プライウッドさまH・Pより

べニアの表面には丸太をかつらむきの要領で薄くスライスしたものが用いられています。その材料の木材がシナならシナベニア、ラワンならラワンべニアといった具合です。『シナ』は木目が美しく柔らい雰囲気、クセもないので空間に合わせやすいです。また、色目も安定しているため特別な選別などをしなくても使う事が出来ます。あまり知られていないですが、シナノキは日本の固有種になります。

シナべニアの寸法の規格は910㎜×1820㎜ 910㎜*2100㎜ 1230㎜×2420㎜と無垢材にくらべて大きい寸法ですので、面として使いやすいです。内装では天井や壁などにそして建具などにも用いられます。

シナベニアでつくる建具

床板などに無垢材を使う木の家では、メーカーの既製品の建具、特に木目などを印刷したシート貼りのものは浮いてしまします。そこで桧や杉などを使った建具などを建具屋さんに製作してもらいうのですが、これまたコストが悩みの種。そこで登場するのがシナベニアを使った建具。シナベニアはコストが手頃なうえに、美しい柔らかい木目のクセのない材。木の家の空間にすっとなじんでくれます。木の家づくりの建具では定番の材料といってよいでしょう。

杉床板との相性もよいシナベニアの建具

杉床板との相性もよいシナベニアの建具

壁や天井の仕上げ材に

壁や天井にシナベニアを張ることも出来ます。シナベニアの表面はシナノキなので、経年美化で美しいアメ色へと変化していきます。廻りの木も同じようにアメ色に変化していくので、空間全体に経年美化が及びます。白い壁の空間もきれいですが、そういった年月を経ることでしか味わえない素材にも魅力を感じます。

シナランバーコアでつくる家具

建具や内装材に使うシナベニアの厚みは4㎜と5.5㎜、9㎜といったものですが、シナランバーコアといって両面がシナベニアで作られた厚みのある材があります。このなかでも厚み21㎜のものが家具を作るのに重宝します。以前なら家具屋さんにお願いしないいけなかった家具工事ですが、シナランバーコアなどのお陰で大工さんと建具屋さんでつくる事が出来、一体感のある空間づくりが可能になります。下の画像のように玄関収納と建具が連続するような事が出来るのです。

シナランバーコアを使った家具とシナベニアを使った建具

シナランバーコアを使った家具とシナベニアを使った建具

シナベニアの塗装

シナベニアは塗装が必要な材料です。無塗装状態のシナベニアは少し白っぽいですが、これにクリア塗装で仕上げると少し黄色い印象となります。無塗装のような白っぽいのがお好みの方は白く仕上げる事をお勧めします。濃い着色にする場合はムラが出やすいので注意が必要です。

白く塗装したシナベニアの建具

白く塗装したシナベニアの建具

 

染色したシナベニア建具 少し色ムラがあります

染色したシナベニア建具 少し色ムラがあります

まとめ

インテリアの印象を大きく変えるのが内装材です。出来たら実際に使っているお家を見せてもらったりしてから選びたいものです。その時に新しいのではなく、年数が経った家が見られたらより良いでしょう。楽しみながら悩んでみて下さい。

ラワンべニアについての記事はこちら↓

ラワンベニアとラワンランバーコアでつくる建具や家具 仕上げはオスモクリア仕上げ

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