断熱材施工中 高性能グラスウールとグラスウールと布団
和歌山県田辺市で木の家の新築、リフォーム、リノベーションをしてます谷中幹工務店の谷中です。GW明けからお天気がいまいちで予定していた工事が順延続き、こればっかりは仕方がないと思いながらも少し困ってます。
新築の工事の方は天気のぐあいで外部をやったり内部をやったりとしてます。雨が降ると休みなん?って聞かれたりしますが、そんな感じで意外と雨天で休みってないです。って私はデスクワークですので、関係ないですが(笑)そんなか内部で大工さんがしてますのが断熱材の施工です!
当工務店では性能に対するコストパフォーマンスと施工性から高性能グラスウールを使用しています。
高性能グラスウールとはグラスウール10Kと言われるモノに比べて繊維が細かい(繊維の直径8ミクロンに対して4ミクロン)のでより多くの空気室を作る事ができ、高い断熱性能を発揮できる様になってます。実は空気は閉じ込める事によって熱を伝えにくいという特性を持っています。これを利用してたくさんの閉じ込めた空気(空気室)をつくるというのが断熱材の考え方です。
身近なところでは布団が断熱材です。布団の中は暖かいですね。これは布団自体が暖かいのではなく人から出る熱によってです。布団が部屋の気温の影響を受けにくい断熱材の役割をしているからこそ、布団が熱を閉じ込めて暖かいのです。
布団で戯れる3年前の次女もえ、大きくなりました(しみじみ)
もえちゃんと絵本 いないいないばあ
この断熱材、施工方法も大きなポイントです。正しい知識を持ってキチンと施工しないと定められた性能は発揮してくれません。場合によっては建物にダメージを与えてします恐れもあります。設計士や現場監督はもちろん、実際に施工する大工さんの役割が大きいです。なぜこういう施工をするのか、その意味を理解しているかどうかでおのずと精度は変わってきます。正しい知識のうえに正しい施工があるのです。
今日も丁寧に工事してくれてて、設計士兼現場監督の僕としては嬉しい限りです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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