外部下見板張り仕上げ 横のラインがきれいです。

外部下見板張りの工事が完了して外観が随分と整ってきました。板張りの部分は今回は下見板張りです。南京下見板張りや鎧張りなどとも呼ばれている張り方です。この張り方は一般的には板を横に張っていき、下の板に上の板を重ねていく張り方です。高さを抑えた佇まいに板の厚みの分斜めになった陰影が水平に出て綺麗です。(自画自賛(笑))

今回のお家では、あらかじめ斜めに加工した外部板をさらに、本実といってフローリングなどの継ぎ手に使われる釘などが隠れる加工をしたものを使用してます。仕上げにはウッドロングエコのドブ漬けを行った風合のあるモノ。前々から機会があれば使いたいと思っていたシロモノで今回満を持しての登場です。これらは先日見学させて頂いた野地木材工業さんからやってきてくれてます。

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産地を巡る 野地木材工業さんに行ってきました 杉無垢床板の養生期間と安定

野地木材工業さんH・P

横から見るとこの様な感じ。斜めの加工やら本実加工が様子がみてとれます。釘などを留めつける位置もマーキングしてくれてまして心憎いです。

また、木材が斜めに加工されていると出来る仕上げ方が増えます。出隅という出っ張った所の張り方を、留めといって木材同士を45°に切って張り付ける事のよってシャープな印象にする事が出来たりするのです!これが大工さんが苦心して張ってくれ、僕がニヤつきながら眺めてるお気に入りポイントです。角のラインが美しい~

この現場、通学路になっていて下校中の小学生が口々に『おしゃれや、おしゃれや』と言ってくれてました。嬉しさのあまり抱きしめたい衝動をグッと堪えて、精一杯の微笑で返しておきまた(笑)子供にそういってもらえるのって嬉しいんだなと改めてしみじみです。なにより、クライアントが気にいってくれてまして、それを聞くと、これまでウンヌンとうなって考えてた日々の全てが報われます。しんどいけど、楽しい。これがこの仕事です(笑)

最後のまで読んで頂いてありがとうございます。

谷中幹工務店 谷中 伸哉