いざ東京へ 田中工務店さんに!
和歌山県田辺市を中心に『木の家』の注文住宅の新築、リフォーム、リノベーションを行ってます、谷中幹工務店の谷中伸哉です!高断熱高気密の技術者集団である『新住協』の総会に参加する為、先週はるばる横浜へ行ってきました。総会については後日のブログでご報告するといたしまして、その前日、東京の『田中工務店』さんにお邪魔してきました!
田中工務店さんは東京の江戸川区にある工務店さんで創業は昭和12年。代表の田中健司さんはプロが読む建築誌『建築知識』や『建築知識ビルダーズ』で執筆されたり、『木造住宅の実用納まり図鑑』を著書を出されたりされている方です。お仕事はもちろん人間性も誠実な方で、僕たちのお手本になって頂いている方です!
田中さんを初めて知ったのは実は今をさかのぼる事9年前の2008年。当時の僕の仕事の情報源は先ほどの『建築知識』でした。木造住宅を取り上げた号は自分達の建物がよりよくなるようにと何度も読み返したものです。その中での田中さんの執筆は迷える子羊を導く光の様でした。ご苦労して考え抜かれて造ってこられたディーテ―ルやアイディアを媒体と通して共有して頂けるお気持ちが有難かったです。
その中でムカデ収納と言われる小上りのタタミコーナーの段差を活かした収納があります。『建築知識』を片手に図面を起こし住まい手にご提案して採用して頂いたのですが、竣工後の住まい手に大変喜んで頂いてこれも田中さんのお陰です。
その当時のブログが こちら
この記事では関東の工務店さんと書かして頂いてますが、当時の僕にとって(今でもですが)雲の上の存在である田中工務店さんの名を上げさせて頂くのも、はばかられたものでした。そして今回お邪魔させて頂く事になって当時の僕が知ったらさぞかし驚く事でしょう(笑)
住まい手がお住まいのお家や建築中の木造3階建ての現場などを拝見し、事務所に戻ってからはパワーポイントをつかったセミナーと至せり尽くせりでした。丁寧な仕事内容やそのバックグランドにある確かな知識をお聞き出来たり、住まい手との良好な関係性を垣間見たりと工務店としての地力の強さを感じました。少しでも今回の訪問で得たものを自分にフィードバックしていかなければ!田中さんありがとうございました!!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。