そとん壁汚れのお手入れとメンテナンス性

和歌山県田辺市を中心に『木の家』の注文住宅の新築、リフォーム、リノベーションを行ってます、谷中幹工務店の谷中伸哉です。今回は当工務店でよく用いる外壁材、『そとん壁』のメンテナンス、お手入れがお題です。

今回の記事は過去のものを加筆修正したものです。

そとん壁の特徴と汚れ

外壁はお家の中でも常に風雨にさらされる所。やはりそのメンテナンス性を気にされる方も多く、ご質問頂く事も多々あります。
そとん壁については以前書きました記事がありますので詳しくはこちらをどうぞ↓

『そとん壁 メリット デメリット 風合と質感のある手作りの素材を職人の手仕事で仕上げる』

そとん壁自体が無機質で出来ているため、もともと劣化やカビの繁殖は抑制されます。基本的にはカビが繁殖する事はなく、また前述のごとく無機質なので静電気等による汚れの吸着現象も発生しません。有機質系でよく使われている樹脂はそれ自体がカビの栄養となってしまうので、その点がまず大きく違ってきます。

しかし、そとん壁には防カビ剤などの化学物質が入っていないため、外から飛んでくる有機質分(ほこりなど)が壁の凸凹部分に付きそれがたまり、カビたり青藻する事はあります。
以上高千穂そとん壁H.Pより要約

ですので、雨水などがよく当たり、あまり日や風が当たらない面には汚れ(黒カビ)などが出る事もあります(涙)↓この様な感じです

そとん壁の汚れ
そとん壁の黒カビ汚れ

この画像のお家は建てて頂いてもうすぐ7年になります。他の所は綺麗なのですが、こちらの面が条件が揃ってしまったようで黒カビが出てしまってます。

がしかし、その汚れも結構簡単に取る事ができます。まずは汚れをとったそとん壁をご覧ください。↓
なんと言う事でしょう~見事にきれいなっているでしょう?

よごれが取れたそとん壁
よごれが取れたそとん壁

そとん壁 黒カビ汚れのメンテナンス方法

実は手順はいたって簡単!黒カビなどの場合はまず、キッチンハイタ―の原液を気になる部分にかけます。そしてしばらく、20分ぐらいそのままにしておきます。こんな感じです!

そとん壁にキッチンハイターを
そとん壁にキッチンハイターを

そしてその後は、水約8リットルに対して中性洗剤2,3滴を垂らしたものを作って、歯ブラシや亀の子タワシなどでこすっていきます。あんまり神経質にこすらない方がいいようですね。

水洗いをしているそとん壁
水洗いをしているそとん壁

そしてその後は水で十分に洗い流すと出来上がり、キッチンハイタ―の待ち時間も入れて30分ほどの作業でした。

雨だれ程度の汚れならキッチンハイタ―の工程は省略してもかまいませんのでご参考にどうぞ!

キッチンの排気口周りのお掃除

キッチンの排気口(ベントキャップ)周りはどうしても汚れがちです。そこで今回は5年半前にお引き渡しいたしましたお家でお掃除実験!?を行ってみました。

掃除前がこちら ベントキャップからどのように排気されているかが分かるぐらいに、黒くそとん壁が汚れてします。

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黒カビ汚れと同じように水約8リットルに対して中性洗剤2,3滴を垂らしたものを作って、歯ブラシや亀の子タワシなどでこする方法で掃除してみました。あんまりしつこくこすらない様になでる様に軽くで挑戦です。洗った後は水で十分にすすぎを行います。

で、掃除が終わり乾いたのがこちら↓
まだ少し残ってますが、5年半の汚れが随分と取れてくれました!
もう一回同じ様にすれば随分とよくなりそう~

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まとめ

皆さんやはり日々のお手入れは気になるようですね。きちんとした材料を使い、きちんとメンテナンス(お掃除)を行えば長持ちしてくれるものです。それは外壁だけではなくて床板などにも通ずるものがあります。メンテナンスフリーを掲げる新建材のフローリングや窯業系サイディングの誘惑!?に惑わされる事なく本物の材料を使って家を建てて、きちんとメンテナンスして頂ければ、その材料、素材は美しく変化していってくれます。それは新築時では得られない時を経た美しさ、お金では買えないものなんだと常々考えてます。
メンテナンスの基本はお掃除、肩肘をはらずお気楽にお家と付き合うってみましょう~