板金屋根葺き工事真っ最中! タルキピッチと葺き方
季節の変わり目を縫うように只今屋根葺き工事の真っ最中です。板金屋さんがテンポ良く屋根を葺きあげてくれてます!人が画像に入るとグッと抑えた軒先が分かり易いですね~
今回はガルバニューム鋼板の横葺き、エバールーフと言われるものです。近くで見るとこの様な形。先の部分に少し段差があるものです。仕上げると下から見上げた時に水平ラインがきれいに現れるてくれることでしょう~きっと(笑)
実はこの葺き方に至るまでは少し紆余曲折がありました。最初はタルキと言われる屋根を支える木材に平行に葺く、縦ハゼ葺きを考えていたのですが、なかなかよいタルキピッチ(タルキとタルキの間隔)が導き出されなかったのです。というのも今回は屋根断熱の為、断熱材や通気用の材の寸法が決まっている為、それにタルキピッチを合わせると縦ハゼ葺きのピッチ(間隔)に合わなかったからなのです。タルキを考慮しないで野地合板に留めつける方法も検討したのですが、そこで浮上してきたのが横葺き。これだとタルキに対して直交して葺き上げる為、そう言った事を考慮しなくても良くなりますし、仕上がりも水平ラインが出るし、段差により厚みもでる!!そう思った瞬間、もやが一気に晴れていく様な感覚に、住宅建築をしていると悶々と悩んだ後、こんな瞬間がやって来てくれる事があります。しんどいけどクセになります(笑)
ふと棟の方を見上げると、現場で良くみるマキタカラー。マキタのラジオではありませんか!ちなみにマキタは現場で職人さん御用達の電動工具メーカー。当工務店もマキタ一色です(笑)
イイ凄く良い欲しいな~
最後まで読んで頂いてありがとうございます。