桧一等材 縁甲板張ってます。
昨日、一昨日はこの地方では珍しい雪模様。山の様では雪化粧が見えた様ですが、平野部では積もることなく、雪を楽しみにしていた子供達は少々がっかりした模様(笑)
寒さも本格的になる中、大工さん達は外部工事を終えて内部造作工事に入ってます。今回ご紹介するのは縁甲板張りです。
床板(フローリング)と縁甲板。違いは乱暴な表現ですが、ずばり長さ。床板(フローリング)は長さが6尺(1.82㎝)、縁甲板は2間(3.64㎝)っていうのが一般的です。長さが違うとつなぎ目が減るので綺麗に、そして空間に一体感が出てきますが、工事の難易度は上ります。木には反りなどがあるので、きちんと付けるのに骨が折れる事も多々(涙)一枚一枚丁寧に大工さんの手により張られていきます。工事中はそんな苦労もあったりするのです。
フローリング用の釘を使って留めつけて行きます。その角度45°!
最後はポンチで釘をしずめます。
桧の縁甲板はそう言えば随分久しぶり。桧の凛とした雰囲気もなかなか良いものです。こちらは一等材と言って節があるものを使ってますが、いつものごとく、選別をかけて良く見えるところにはなるべく良いものを張りつけて行きます。この辺りも僕たち造り手の気持ちが入っているところです!
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