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コルクタイルの床メリットデメリット 水回りの床材の選定 

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キッチンのコルクタイル。蜜蠟ワックスでます。
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水回りの床材。キッチンやサニタリートイレの床の仕上げを

何にするかというのは悩ましいところです。

リビングなどに比べて選択肢が多い事や

求められるポイントがあるのがその要因です。

今回は、水回りの床材の選定について考えていきたいと思います。

水回りのキッチン、サニタリー、トイレの床仕上げ材について

水回りの床材には求められるポイントは、ずばり水に対して強い事です。

選択肢としては 無垢床板  CF クッションフロア  コルクタイルなどが

あげられます。それぞれ質感やコストも含めて様々な特徴のある素材。

では、これらをメリットデメリットを交えて考えていきたいと思います。

無垢床板の場合

他の部屋と同じく無垢の床材の場合は統一感がとれますし、杉などだと歩行感も気持ちいいのですが、

住まい方によっては必要以上に濡れてしまってメンテナンスに工夫が必要だったりします。

特にサニタリーの浴室の出入り口は注意が必要で、個人的にはどんな仕上げ方でも

バスマットは必須だと考えてます。

出入り口はお子さんとか結構ビショビショで出てきたりするものですし・・・

ただし、キッチンならキッチンマットなどを敷くのも有効です。

床材ですべてを対処するのではなく、キッチンマットなどと合わせ技で対処するのもひとつ考え方です。

杉床無垢材の記事はこちら

『木の床 無垢フローリング 杉 選び方』

木の床板 無垢フローリングの選び方 杉の場合

CF クッションフロア

クッションフロアの場合はクッションフロア自体が2メートルぐらいの幅があり

継ぎ目なく施工できるのと、コストが抑えられるのがメリットです。

また、少々濡れても気にならないのでメンテナンスは楽なのですが歩行感や

仕上がりの質感に不満が出られる方も・・・

特にキッチンに採用される場合は一考された方がよいでしょう。

また、サニタリーでも白っぽい仕上がりを選ぶ場合は髪の毛などが目立つ場合もあります。

コルクタイル

コルクはワインの栓にも使われるように水に強い自然素材です。

また、コルクタイルは断熱性がよく、弾力性も良いので素足で歩いても気持ちいいです。

また、滑りにくいのでサニタリーで使っても安全ですし、耐水性があるので安心して使えます。

デメリットはコストがかかることなんですが、そもそもサニタリーは面積が小さいので

思ったほどコストが掛からないかも!?

以前、サニタリーで使って頂いた住まい手からもご好評頂いてこれから建てる方にも

ぜひ薦めてとのお言葉を頂きました代物です。

それから、キッチンの床材にも良いです。無垢床材と違和感なくなじむと私は考えてまして

よく採用されている組み合わせです。

コルクの仕上げ方にも種類が!セラミック塗装か現場塗装か?

コルクタイルにした場合でもその表面の仕上げについても悩む所です。

無塗装品で後からワックスを掛けるか?

セラミック塗装などの塗装品にするか?

セラミック塗装品は水などにより強いのが特徴ですが、少々テカリがあります。

また塗装品の場合はブラウンなど濃い目の色もラインナップされてます。

ただ、セラミック塗装の場合は特にメンテナンスはプロの手に

よらないといけないのが面倒です。

そこで、メンテナンスを考えると蜜蝋ワックスなど、住まい手がご自分で

行えるものがよいと考えています。

画像は無塗装のコルクタイルに無垢の床材と同じ

蜜蠟ワックスで仕上げたもの。

マットでしっとりとした質感です。

前にお伝えしたように、杉やナラの床にも馴染み

キッチンの床によくおすすめしています。

キッチンのコルクタイル。蜜蠟ワックスで仕上げてます。

キッチンのコルクタイル。蜜蠟ワックスで仕上げてます。

 

炭化コルクってものあります

また、炭化コルクっていう手もあります。

炭化コルクはコルクを炭化させることによって、コルクの持つ断熱性をさらにアップさせた代物。

なにより炭化コルクの風合いが空間を引き締めてくれて良い感じです。

黒いので髪の毛などの汚れが目立たないところもサニタリー向きといえるでしょう。

ただ、炭化させているのでコルクタイル自体の寸法や直角がいまいち。

つまり、施工する場合はコルクタイルとコルクタイルの間に

隙間が生じます。

実際に施工されたものが見れる場合はご覧になっておいた方が

無難です。

 

サニタリー床。炭化コルク

サニタリー床。炭化コルク

まとめ

水回りの床材について色々と書いてきました。

個人的にはコストが許せばコルクタイルがおススメです。

仕上げ方によって質感が変わってくるので実際にサンプルを取り寄せたり、

実際のお家にお邪魔させて頂いて確認することをお勧めします。

クッションフロアにしても同様で、ご自分で確認してみましょう!

コルクタイルを使ったお家の施工例はこちら↓

緑をめでる家

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